2017年5月24日水曜日

エンマ様ごめんなさい

最近の、というか4歳くらいからかな、息子の口癖
何か嘘をついてしまったあとにすぐに「エンマ様ごめんなさい」
と謝る。

そういえば僕にも同じ時期があった。
無性にエンマ様に舌を抜かれてしまうのが怖かったり、地獄へ落ちるのが怖かったり。

何か心底信じる姿というのは見ていて面白い。
本当にエンマ様に対して畏怖の念を抱いている。

5月21日、田植えの後。
3人で田植えした後にプールへ。
プールはドロドロだったけれど、楽しそうだった。
今年は1反弱をイセヒカリ
この小さな田んぼにもち米を植える。
今年こそ1年分のお米を・・・と思って育ててみるが。

集落でお米を作るっていうのは思っていたよりも大変。
みんなで分け合うお水の事。(我田引水にならないように。)
隣の田んぼや畑に水が漏れないようにすること。

苗作りも機械植を目指して作ってみたけれど、植えたい時期になかなか思うように育たない難しさ。

機械でしたら早い分ロスも大きい。そのロスを見越して多めに苗を作るか。
時間に余裕があるのなら、手植えがとても気持ちいい。
苗一本一本に気持ちを込めながら、「大きく育ってくれよ。」と声をかけるように田んぼに植えていく。
親心。

「もう1人でも十分やっていける」と自信を持って田に植えれる苗もあれば、「頑張れよ!」と応援しながら田に植える苗もある。
どうしても人と重ねてしまう田植えの時間。(朝5時~6時半)

やっと、1週間かけて田植えが終わりました。

サッカーと田植えは全く関係無いようですが、サッカー部の時の朝練を思い出しながら田植えをしていました。

うちのボリス2羽とお友達の烏骨鶏2羽をトレードしました。
烏骨鶏が卵を温めたら良いなと思いトレードしたのですが、早速温め始めました。
(卵温めているところに新たな卵(無精卵)をみんな産んで行くから面白い。)他に場所はあるのに、なんで決まったところに卵を産むんだろうね。)

近所の友達から有精卵をもらってきて温めてもらっています。17日より。7日が予定日かな。
楽しみです。

余った有精卵は比較のために卵焼きにしてみました。
3者3様。
飼育環境や飼料によって卵の見た目や味ももちろん変わってくるのでしょう。
手間暇、愛情かけた分かなと思います。

まだまだ改良の余地はありそうですが、納豆も作ってみました。
納豆は大好きでよく朝ごはんで食べるのですが、毎回出るあのパックのゴミがあまり好きではありませんでした。
大豆もいっぱいあるし、納豆やろう!ってことで最近始めています。
とりあえず、安心して食べることは出来ます。

そんなこんな。
昨日は「洋ちゃん、かばん(入院セット)の中からゴソゴソ音がする。きっとネズミが入っているんだわ。」となおちゃんが言うものだから開けてみたら、野ネズミがかばんの中で一足先に出産していました。3匹の赤ちゃんがいました。

そんな珍事が朝からありました。

田舎は面白いことがたくさん起こりますね。

2017年5月13日土曜日

GW

今年は祝日の並びが良かったのだろうか。
割と休みが続いたように思う。
なんとなく恒例になっているGWにみんなで集まって過ごすというのが今年も出来た。
GWの雑踏とは無縁な田植えで近所が忙しくしているような、我が家周辺で共に時間を過ごした。
竹を切ってきて、流しそうめんをしたり、子ども達は子ども達で勝手に竹でお箸を作ったり器を作ったり、竹とんぼを作ったり。(大きくなったものだ。)
竹を切るついでにタケノコを掘らせてもらって、ロケットストーブですぐにアク抜きをしたり。(今年はホントに大満足するくらいタケノコをたくさん食べることが出来ました。)

子ども達はどうやったら雀を捕まえられるかと、割と古風な罠を作って遊んでいたり。
子ども同士でケラケラ笑いながら、時にケンカして泣きながら過ごす風景を横目で見ているのが楽しいです。

割と定番になってきつつある公園へ行ってピクニックしたり、釣りをしたり、帰りに温泉に入ったり。
僕はまるっきし釣りはダメなんですが、じいじとお兄ちゃんと釣りの達人がいるので、達人さんたちと子ども達で釣りを楽しみ、夜は釣った魚も一緒にバーベキューにしていただきました。
ヤマメかな。
イノシシがあり鹿があり。
割と豊かな食生活です。

息子は熱心に釣りに取り組んでいました。
6匹釣ったようです。
僕は0匹。
妻は1匹。

僕は途中から眠たくなった楓ちゃんと一緒に車でお昼寝していました。
楓ちゃん元気です。
元気にみんなと連休を過ごせてよかった。
保育園初日に風邪をもらって3日間寝込んだときはどうなるかと思いましたが、その後は元気に毎日保育園に通っています。
今度は梅雨時期を気を付けて過ごしたいです。

まだなかなか子どもの輪に入って一緒に遊ぶという時間は少ないですが、一人でもおままごとをしたり、手押し車を押してみたり、音楽を鳴らして遊んだり。

なんでも真似っこしながら大きくなっていきますね。
色々なことが分かるようになってきました。
言葉が出てきたらもっと色々な人に自分の想いを簡単に伝えることも出来るけれど、まだ言葉らしい言葉は出てこないような。
ご飯が出てきたときにはテンションが急上昇して、自分の椅子にドカッと座り、茶碗に入った飯を勢いよく口に入れて「ウーマッ(旨っ!)」と言っているように聞こえて僕の中ではツボです。

みんなで過ごした連休のあとは、1日仕事を挟み、僕と子ども2人で、フリースクールのキャンプ→姫路セントラルパークというプチ旅行をしてきました。
サファリと遊園地がセットになっているところで、サファリでは大型哺乳類を間近で見ることが出来ました。
動物園ってすごいな。
ケニアで野生の動物をたくさん見ることは出来たけれど、ライオンやチーターやトラなんかをこの距離感で見れることはまず無いし、僕の中ではサイやカバをこの近さで見れたのは嬉しかった。
サイなんてトリケラトプスみたいでした。
遊園地もフリーパスを奮発して購入して割り切って目一杯遊びました。
夜は車中泊。
こんないい加減なお父さん旅に良く子ども達はついてきてくれたなと思います。
もう少し安定感のある旅をさせてあげたら良いのだろうけれど、行き当たりばったりのしかも車中泊。
逞しいです。
大きい車買って良かった。
車中泊も星空がバーッと広がっているところで出来たのでそれはそれで僕はとても爽快感を覚えたのではありますが。

ちょっと子どもとの距離も縮まったように感じる連休でした。
日曜日は大学の僕の山の先生がリーダーになって山菜を摘んで、それをお昼みんなで料理して食べるという催しにこの3人のメンバーで参加する予定です。
最近仲良し3人組です。

お母ちゃんは出産に向けて最終コーナーを回ろうとしているところです。
元気な赤ちゃんが産まれてくるのをみんなで待っています。

2017年5月3日水曜日

一気に命あふれる感じになるここ日本の春
水に漬けていた種もみ(イセヒカリ・クロマイ・ヒメノモチ)を苗箱に移す。(4月16日)


2条植えの田植え機を頂いたので去年から苗場箱に播種しているが、この苗作りというのがなかなか思うようにいかない。(なかなか思うようにいかないことの方が面白かったりする。)
奥が深い。
今年もまた数十年耕作放棄されていた田んぼを借りて開墾している。
この田んぼは水路も埋まってしまっていたので、水路を掘り直すところから。
田んぼは水遊び・泥遊び。
ずっと水が引かれていなかった田んぼに初めて水が入っていくときの、あの感じが快感である。
畦もとられていたので、畦を作るところからやっている。
毎年毎年やっているような気がするが、一度作ってしまえば次年度からは楽になる。
都会育ちの僕は、田んぼに水を入れたら入れた分だけ溜まるとどこか思ってしまいがちだが、田んぼの水は、下に、横にどんどん抜けていく。その水をいかに留まらせるか考えるのもまた面白い。
水持ちを良くしないと水温が上がらずにイモチ病が発生しやすくなる。
去年開墾した田んぼ。
勝手が分かっているので手がかからない。
泰ちゃんは最近お隣の子どもと良く遊ぶようになった。
近所に同じ年頃の子どもがいるのは本当にありがたいことだ。
また、近所のそのような家族が引っ越してくるかもしれなく、それもまた最近の楽しみでもある。
自然とこうして田んぼで泥遊びするものだから微笑ましい。
いつまでこのような感じだろうな。
近所の家は大きくなったお兄ちゃん、お姉ちゃんが田植えの時は帰省するなどして家族みんなで田植えする風景がある。
そんな風景を我が家でも目指していきたい。
今年は去年よりも旨いコメが作れたら良いなぁ。
やるからにはそこを純粋に目指したい。

水着を着て代掻きを手伝ってくれた。
昭和の日はキュウレンジャーが来るということで子どもの国へ遊びに行った。
何故か戦隊もの大好きで、良く知りもしないのに憧れている息子。
ショーの途中、ヒーローがピンチになると、わが身の危険を察知してか「もっと後ろへ行こうよ。」と不安げに母親のシャツを引っ張る。
それまで、僕の隣に座りショーに見入っていた息子が、ピンチの場面でさっと母親の近くへ移動したときは、父親として何か不甲斐なさを感じてしまった。ピンチの時こそ父親の周りに家族が寄ってくるような父親を目指したいが、今のところどうも我が家の大黒柱は母親のようである。
いつもはガランとしている子どもの国もこの日は子どもで溢れていた。
あぁ、休みの日はこうして過ごす家族がこんなにいるんだと、なんだかホッとした。大人にもっとゆとりのある社会になれば良い。人間が楽になるように科学が進歩しているのだとしたら、これだけ科学が進歩した今、もっと人間は楽に生活するべきだ。ミハエル・エンデの「モモ」はそういった意味でとても面白い小説だった。
なんでも真似真似する娘。
ホントに元気になった。
子どもの国では大はしゃぎ。
楽しそうだった。
クライマーにはならないと思うが、クライマーになったらどうしよう、とあらぬ心配をしてしまうのである。
別にクライマーになったらなったで面白いからいいのであるが。
最近はトレーニングブームでしなやかに身体を使いこなす。
羨ましい。
僕も彼に倣って、頑張ろうとは思うのであるが・・・思うだけでなかなか身体は動かないのである。
チャレンジ精神旺盛。
負けてられない。
保育園にも慣れてきた娘。
環境は人を変える。
目覚ましい成長に目を細める親心
ホントはもっと自然の奥地だったりとかに行きたかったりもするけれど、これはこれで面白い。
何より、ここにいる人たちがみんな楽しそうにしているその雰囲気が素晴らしい。

Love&Peace

Peace be with you

そんな場所でイライラガミガミ子どもを叱っている大人を見ると残念な気持ち
キューレンジャーのショーももっとクオリティを上げてくれよ!という残念な出来栄え。
子ども達はキラキラとした瞳でショーを楽しみに来ているのだからと思ってしまう。
そんなクオリティでもめちゃくちゃ盛り上がってはいましたが。
クイズラリーにも果敢に挑戦。
字や数字が読み書き出来るように段々となってきました。
自分で歩いて、子どもの国を楽しむ子どもになりました。
2年前の僕と妻に教えてあげたい。
感謝感謝
多少、まだご飯の時に食器をポイポイ投げるけれど2年前の事を思えば大目に見よう。
そんなこんなの春です。
畑もにぎやかになってきました。
今日から連休。
じいじばあば、従妹家族が遊びに来てくれます。