2018年1月13日土曜日

選手権 ~何かに打ち込むということ~

余談かもしれないが、正月楓ちゃんと2人でサッカー高校選手権の観戦に行った。
鳥取代表の鳥取北の応援。2回戦を勝ち抜いて3回戦目ベスト8をかけた奈良の一条高校との試合。
鳥取北は鳥取では他の追随を許さない選手権出場常連校だが、全国の舞台では1回戦・2回戦で姿を消すのが常であった。正月に帰省する度に応援に行きたいと思っていたが、タイミングが合わないという年が続いていたが今年やっと行くことが出来た。
結果は3-0と快勝!
僕も生の選手権に触れるのはもしかしたら高校生ぶりだったかもしれない。
(高校でサッカー部の顧問をしていた時に選手権登録目前というところまではいったが。)
グラウンドで奮闘する選手たちはもちろんだが、スタンドで応援する控えの選手たちや保護者たち、大会運営をボランティアという形で支えるどこかの高校サッカー部の姿も印象的だった。

何かに思いきり打ち込む期間というのはやっぱり良いもので、この先サッカーと離れて人生を歩む人たちがほとんどだろうが、この熱くサッカーに熱中したという経験は決して無駄にはならない良い時間であると感じた。
仲間のゴールに喜び、勝利に目を潤ませる仲間たちサポーターの保護者たち。

何か1つのゴール目指して、仲間と協力していくそのプロセスはなかなか得難い、有意義な時間である。熱ければ熱いほど、その熱量はその後の人生に作用していくかもしれない。
決勝戦で敗退した流経大柏の本田監督が言っていた。「頂からの景色が重要なのではない。頂を目指したというそのプロセスこそが重要なのだ。」と。

今年ドラフト1位で日本ハムに入団した清宮選手が言っていた「ラグビーよりも野球の方が舞台があり、たくさんの人たちと競え合えると思ったから。」サッカーにもたくさんの舞台があり、本当にたくさんの人たちが競い合って切磋琢磨している。

サッカーボール1つで色々なコミュニケーション・学びがある。

何かに熱中するということは良いことだ。
そのことで他者と語り合えるのもまた良い。

そんな熱く、楽しい日々が送れますように。

楓ちゃんとの道中。
分かっていて逆方向に走っていったり、なかなか予定通りに彼女と歩くのは難しいが、予定を未定にして彼女と道中ぶらつくと割合ストレスは少ない。
電車に乗ったり、人ごみの中、車が行きかう中、楓ちゃんも東京を闊歩するのはなかなか味わえない刺激だったかも。
マイペースに座って休憩したり、靴を脱ぎだしたり。
見回してそんなことしている人(子ども)はいないけれどまーよし。
僕たちなりに東京歩きを楽しみました。

外国人になって東京を歩いているという気持ちになったら、ま、良いかと思えたり。
忙しそうに行き交う人たちに紛れて、楽しそうにあっちへ行ったりこっちへ行ったりと歩き回っていました。

楓ちゃんと一緒だから見える景色が確実にあります。

2018年1月12日金曜日

お手伝い

雪は降らないけれど気温のぐっと冷え込む今日この頃です。
この前の雨の時、家の周りの排水を気にして溝を作り水をせっせと逃がしていた泰ちゃんです。

雪が降ったら率先して雪かきして。
一人でも黙々とやります。
そのような姿を近所のお婆さんも見ていて、「すごいなー。」と感心して褒めてくれました。

そんな水遊びをしていたら、モグラの穴が・・・
ちょうど良い感じで水が下に流れ落ちていきます。

モグラには泣かされる事が多いですが、こんな時にはなんだかラッキーって感じでしばらくずっと水がその穴に流れ込んで行くのを見ていました。

去年から泰ちゃんの家の係は「玄関掃除」と決まって取り組んでいたのですが、毎日のように父母から「泰ちゃん玄関掃除してねー。」と声かける事が続き、この言うのも言われるのも気持ち良くない状況は何とかしたいねーと話し合いました。
その結果「お風呂」係になり、今週から毎回お風呂を沸かしてくれています。

森のようちえんで鍛えられた焚火の技術を遺憾なく発揮しています。
「泰ちゃん良いお湯だったよー。」との父母の言葉にやりがいを感じるのか、張り切って取り組んでいます。
適材適所。
自分の得意なことで貢献出来たら良いですね。
息子が沸かしてくれた風呂に入るのは最高です。

昨晩はテレビ放送された「君の名は。」を家族全員で視聴しました。
ほんとにちょっとずつ色々なことが出来るようになってきて頼もしいし、楽しいです。

ちょっとずつ その時その時を共に楽しんでいけたら幸せです。

2018年1月10日水曜日

帰郷

年末年始と東京の実家に帰省した。
僕自身の祖父母は両方とも東京の近所に住んでいたものだから、お盆や正月の折に「田舎のおじいちゃん・おばあちゃんの家に行く」という友達の姿を少し羨ましく思ったこともある。(勿論それをめんどくさそうに話す友達に対しては、「うちは両方とも近くで良かった。」と思ったこともある。)

我が家の子どもたちは、年に1~2回東京に行く機会をどう感じているのだろう?
もう少し大きくなったら、都会の刺激を大いに楽しむようになるだろうか。

最近、家にいても、東京など外に出ても「休みの時間」をどのように過ごしたら面白いだろうか?と頭を悩ませることがある。
家族で楽しい時間の過ごし方を練習中です。

今回は東京で家の近くにある東京競馬場へ、子どもたちのはとこにあたる子どもたちとそのお母さんとで遊びに行った。

別に馬券を買って・・・ということではないが、その競馬場は子どもも楽しめる公園などもある。
「ぼよんぼよん」跳ねる遊具でたらふく遊んだり
近くを走るミニSLに乗って遊んだり、と子どもたちは広い空間で楽しそうに遊んでいた。

この広い空間と友達とたっぷりの時間があれば子どもは楽しそうに遊ぶ。
俗に言う3つの間(時間・空間・仲間)か。

一緒にいる大人もストレス無く子どもたちと共にあれる。
何だかんだ言って、今はこれが一番「良い」時間の過ごし方なんだろうか。
(たまに大人もじっくりと自分の時間が持てたら尚良いのだろうが。)

そのうち子どもも親と過ごす時間より友達や自分1人で過ごす時間の方を好むようになる。
束の間の子どもたちとの時間ということだろうか。

ポニーと触れ合う場所もあった。
公園で遊んだり、ポニーと触れ合ったり、行き帰りの電車の時間も楽しそうだった。
朝から夕方までたっぷりと良い時間を過ごさせてもらった。
東京ではそのはとこのKくんが泰ちゃんをたくさん遊びに誘ってくれたから有難かった。
やっぱり年頃の同じような子と遊ぶのが一番楽しい。

東京では自然や生き物と触れ合うのが難しいと思いきやところがどっこい、そのKくんは遊び上手。
近くの水路にザリガニがいることを熟知しており、泰ちゃんをザリガニ捕りに誘ってくれた。
寒空の下、二人でじゃぶじゃぶ水路に入っては石をひっくり返して探したり、ダムを作って遊んだり。

目一杯楽しむ。

大人が見落とすような小さな自然でも子どもは思いっきり遊びこむことが出来る。
Kくんは遊びの天才だと思う。

道行く大人たちが口々に
「寒いのに元気だねぇー!」
「こんなところにザリガニがいるんだ!」(2人が捕ったザリガニを見て驚く)
と感心して通り過ぎていく。

水路にいつまでもじゃぶじゃぶ入って遊ぶ姿はこの界隈ではレアな光景なのかもしれない。

そんな2人の姿がなんだか眩しかった。
じっちゃんとあーちゃんに連れて行ってもらった富士急ハイランドもとても非日常で楽しい時間だった。
泰ちゃんはスケートを思いっきり楽しんでいた。
あいにく2日目から体調を崩してしまって不完全燃焼の感はあったが、それでも普段では得難い時間だった。

最近ずっと「したい!」と言っていたたこ焼き作りもさせてもらえた。
とても嬉しそうだった。

なかなか東京に頻繁に帰ることは難しいが、その1つ1つの時間をこれからも大切にしていけたら良いなと思う。

すでに次東京に行くときは・・・と家族で色々と話しています。
その年齢年齢で東京の楽しみ方はあると思う。

東京のみなさま またよろしくお願いします。
我が家にも遊びに来てね!