2019年12月20日金曜日

キノコの植菌

先日きのこの植菌に行きました。
農林高校時代にお世話になり、大尊敬するN先生が退職されて自身でキノコ栽培に取り組んでいるところに家族でお邪魔してきた。

最初は原木だけ買わせてもらう予定だったが、「うちで植菌までしていきなよ。そっちの方が楽だし、経済的だろうし。」とのことで、お言葉に甘えて家族で植菌体験。
さすが専門家で、最高の原木に最高の菌を植菌させてもらいました。

N先生は僕の大尊敬する先生で、植菌した現場に猟犬のクロちゃんもいたりして、とても人懐こい可愛らしい犬でしたが、先日はこのクロちゃん一頭でイノシシを仕留めてきたのだそう。すごい能力を持った猟犬なのです。
楓ちゃんも野ちゃんもお家でよくトントンして遊んでいますが、遊びと実益がうまくマッチした瞬間でした。2人とも楽しそうに、集中して最後までトントンしていました。
泰ちゃんはさすがで、戦力として大活躍しました。
シイタケの原木が10本、なめこの原木が5本。
我が家にやってきました。
これからしばらくはシイタケやなめこのある生活です。

あぁ 山が生活の中にある生活にますます恋焦がれます。
自分の出来る範囲でその様に生活を彩っていきたいと思います。


点数は農家の腕

せっかくだから毎日美味しい食事をしていたい。
せっかくお米を作っているのだから美味しいお米を食べていたい。

美味しいお米ってなんだろう?

自分で作っているお米はただそれだけで美味しいと感じる。
人は脳で食べ物を食べているとも言われる所以だ。
自分でどのように作ってきたか、田んぼとお米と向き合ってきたか、それらの時間があるから口に含んだ時に、「旨い!」と感じる。

でも、田んぼやお米と向き合ってきていない人が食べた時も、一緒に「旨い!旨い!」と食べることが出来たら最高だ。

食味値というものがある。

食味値が高いコメが上手いコメかといわれたらそうでないことも往々としてある様だ。
だが、どうしたらその数字が高くなるか、数値化することで、具体的な研究や実践に繋がることもあると思う。

昨年度初めて自分で作ったお米の食味値を計測してもらった。
地区で提出した人たちの中では最下位だったし、食味値も65と低め。
今年は地区で計測してもらう機会がなかったが、別のところに提出して計測してもらった。
今年度は家の裏で栽培したコシヒカリ。
自家製の肥料を施肥し、草取りなどもこまめに行い、栽培したお米。
前回は水分が多かったのが拙かったかなと思い、水分を調整して提出。
結果はご覧の通り。
思ったように数字が出ない。
タンパク質が多いそう。
肥料の量を減らしても良いのかもしれないなと感じた。
有機肥料・無農薬・天日干し
ということをここ数年続けて行っているが、「旨い!旨い!」とみんなで食べれるお米を目指してこれからもボチボチとやっていきたい。