2018年6月19日火曜日

その土地に根付いているもの

TPPアメリカを除いた11か国での協定が進み日本では来年からTPPが発行されるのでしょうか。
このグローバル化する社会の中でいかに考え生きていくか、そういったものが個々に益々問われていくことになるかと思っています。

TPPの話とは別にとった写真ですが、朝起きて鶏に餌をあげに行くときに、そのすぐ脇が我が家の小さな田んぼです。
今年はもち米をここで栽培していますが、60キロほど採れたら良いなと思い栽培しています。
朝露が葉っぱに付き、キラキラとしています。
根も活着し太陽の光を浴びて大きくなってきています。
梅雨があけて夏になればますますグングンと成長していくことでしょう。

日本にはおコメがある。
おコメと共に2000年生きてきた民族であり、おコメから田んぼから培われてきた文化は大きい。
その土地の文化を形成するようなそんな風景が僕は好きだ。
ふとそんなことを思った朝でした。

TPPが発行され、日本の産業構造や田舎の風景も大きく変わるかもしれない。
きっと変わるだろう。
別に変ることは悪いことではないだろう。
そこで何を大切に思いいかに生きるかはその人その人の生き方だろう。

日曜日の午後は家族でお出かけした。
楓ちゃんとお馬さんのところへ行きたいと菜生ちゃんが言いポニー牧場へ。
泰ちゃんはあまり牧場は気が進まないらしい。

ポニー牧場のあとは「かにっこ館」へ行きたい!とかにっこ館へ。(泰)

そこにあるボヨンボヨンの前で楓ちゃんが「ボヨンボヨンしたい!」とジェスチャーで伝えてくる。

大好きなんだなボヨンボヨン。

2人で楽しむ。

東京に帰省した際には府中競馬場へボヨンボヨンしに行こう。

2018年6月16日土曜日

妹への誕生日プレゼント

今月野ちゃんが1歳の誕生日を迎える。
1年ってやっぱりなんだかすごくて、生まれてからこの1年で赤ちゃんから子どもになってきた。
泰ちゃんは野ちゃんの為におままごとセットを作った。
菜生ちゃんが「私が材料代とかお金出すから、作ってくれない?」と泰ちゃんに尋ねたら「良いよ!」とふたつ返事。

こんな感じのやつを作ってほしいと図案を示されて、母子二人三脚で作り始める。
日中スクールで材料を切ったり、やすりをかけたり、ペンキを塗ったりと作業を進める泰ちゃん。
終盤は家に持って帰って作業して、続きをスクールでしてとラストスパートをかけていました。
なんでも泰ちゃんと同じことをしたい楓ちゃんも自身の木槌を持って参戦。
釘も上手に打てるようになってきています。
一昨日完成!
誕生日の1週間前に出来ました。
東京のあーちゃんからおままごとセットの野菜がそろそろ届く予定です。
楽しみに待っています。
僕も娘の誕生日にと砂場を製作中ですが、こちらは誕生日に間に合うかどうか微妙なところです。
昨日から久しぶりに首を痛めてしまい、ここ2日ほど朝練を休んでいます。

楓ちゃんは4時にようちえんのお迎えがあって、4時半ごろに帰宅します。
お昼寝なしなので、早め早めに行動して、5時過ぎにはご飯、6時にはお風呂というような感じです。
早ければ6時半に寝ます。
この前楓ちゃんが寝てから、僕は家の周りと田んぼの草刈が出来ました。
日の長いこの時期ならではですね。

スクールでやったアイロンビーズが楽しかったみたいで家でも買ってもらい取り組んでいます。
昨日は晩御飯も後回しにして取り組んでいました。
口ぶりもスクールのお兄さんの口ぶりを真似てみたり、だんだんとお兄さんになっていきます。
一人でアイロンもしていました。

【W杯】
W杯が始まりましたね。
僕の周りでは全然盛り上がっていない(日常的にW杯の話をする機会がありません)が、それでもやっぱり時間を割いて見てしまいます。

団体競技
「大きくなってサッカー選手になるわけでもないんだから」
と一生懸命それに取り組んでいる人に水を差すような発言をする人もいますが・・・
チームとして取り組み、試合をし、「どうしたらこのチームは良くなるんだろう」「この課題に対してどうチームとして向き合ったらいいのか」「自分がどのように成長したらチームの力になるのか」
なんてことを経験を通じて考え実践していく。

それは社会に出て、サッカーとは全然違うことをしていたとしても応用できる思考だったり行動様式であったりすると思う。

何をしていても課題は出てきて、その課題に対してチームとして個人としてどう向き合うか。そんな力(マインド)を学生時代の部活を通じて知らず知らず培われたのではないかと思う。

スペインとポルトガル
後半44分までは違うことを書こうと思っていましたが、ロナウドのFKで全部消し飛んでしまったようです。
あんな感動的なFKは久しぶりです。
スペインのチーム力、技術力・・・なんて事をかき消してしまうような、そんな一発。
一発どころかこの試合ロナウドはハットトリックしているわけですが。
FKをもらってからすぐさまボールをセットし、壁もまだ完成していないときから自分のタイミングで助走をとり、定位置に構え、何度も深呼吸をし、眼光鋭くゴールマウスを見つめるロナウド。
カメラ技術の進歩も素晴らしい。そんな呼吸音が、集中力を増すロナウドの様子がカメラを通じて伝わってくる。

良い試合だった。
スペイン、監督が直前に変わったという事件があったが流石のクォリティ。
良いチーム。
今後も見ていきたい。

見ていきたいチームと注目したい選手。

あぁ 日本も頑張って欲しい!

2018年6月6日水曜日

つきうごかされる

「チャレンジタッチ」という進研ゼミの教材を泰ちゃんは友人の紹介でやっている。
その中のアプリで「はとさんメール」というものがあり、設定した6人と自分で字を書いて、絵を描いてメールのやりとりが出来る。

普段通っているスクールのお姉さん(18歳)と「メールのやり取りをしたい。」と言い出し、そのお姉さんにお願いし、メールアドレスを教えてもらい、昨夜初めてそのお姉さんにメールを送っていた。

チャレンジタッチを泰ちゃんがし始めると必ずと言っていいほど楓ちゃんが寄ってくるので、泰ちゃんはどこだったら邪魔されずに出来るだろうかと考え、「そうだ!」と言って台所に移動。

台所に移動してメールを書いていたら、楓ちゃんは踏み台を持ってきて泰ちゃんのチャレンジタッチのところへ移動。
ただこの時は兄のただならぬ雰囲気を感じ取ってか、いつもするように「私にもちょうだい!」といったように強引に奪うというようなことをせずに、じっと傍らで兄の作業を見守る楓ちゃんでした。

2年前くらいに小・中・高校と通わずに18歳で大学に進学して・・・という親子の講演を聞いたことがありましたが、その人の書籍や講演で「字や漢字は友人とのメールのやり取りを通じてたくさん覚えました。」との言葉が蘇りました。

昨日も一生懸命魂を込めて一文一文書いていました。

それにしても泰ちゃんの行動はすごいなと感心します。
それを受け止めてくれるそのお姉さんにも感謝です。

お母さんは嫌がっていましたが、「まぁそう言わずに!」と半ば強引に母の歯磨きをする楓ちゃん。
お世話が大好きで、色々お手伝いしてくれたり、野ちゃんのお世話もしてくれます。
時に過剰になって野ちゃんは泣いてしまいますが、それでも以前のように叩いたり引っかいたり、髪を引っ張ったり・・・というのは回数が減ってきています。

今回も野ちゃんの写真がありません。

ホント泰ちゃんとたくさんの時間を過ごしています。
良いか悪いか
お兄ちゃん(義理の兄)には「理想の形だと思うよ。」と言ってもらいましたが僕は内心、なるべく早い段階で僕や菜生ちゃんの手から離れて自分の良かれと思う道を進んでもらえたらなと思っています。
菜生ちゃんは寂しがっていますが。

親から家族から子が自立した後も良好な関係を築けたら良いなと、そこはそう思いますが。

写真はウッドデッキを作っているところ。
菜生ちゃんが撮ってくれました。
「腰掛蟻継」という継手です。

2018年6月5日火曜日

遠くの学校へ歩いて通う

おはようございます。
僕自身の話を少しさせてもらうと、2007年から2年間青年海外協力隊の理数科教師という職種で2年間フィリピンに派遣されていました。
そこでは現場の教師として学校の生徒と向き合うということではなく、日本でいう県の教育委員会に派遣され、研修をコーディネートするお手伝いをしたり、学校のモニタリングに出かけたりという活動もしていました。

僕自身はフィリピンの「田舎」の人たちがどんな生活しているかということに当時から興味があったので、時間を見つけては都市から離れたど田舎に出かけて行ってはそこの家庭がどのように生活しているか、そこの生徒がどのように学校に通っているかなどを体験させてもらったりしていました。

場所によっては2時間かけて歩いて通っている子もいて、日の出前に家を出発して、つり橋を渡ったり・・・なんて事もありました。
雨が降ると川が増水して学校はいけないなんて子もいました。

学校は知識を身につけ、その知識でもって社会で職を得るという手段でありました。
貧困から抜け出す為の大きな手段です。

朝5時前に家を出発して、「学校はどこにあるの?」との僕の問いに「あの山の向こう」と答える彼の姿は今でも印象に残っています。

前置きが少々長くなりましたが、我が子が普段通っているスクールに歩いて通いはじめまています。
「あの山の向こうまで歩くんだ。」と思ったときにフィリピンのあの情景をふと思い出したのです。
彼も今うっすらと見えている山の稜線を超えたところにあるスクールまで歩いて通っています(まだ2日目ですが)。
距離にしたら6キロ弱あるそうです。
さくさく歩いてだいたい1時間15分くらいでしょうか。

昨日僕が一緒に歩いたときは「近道を見つけたよ。教えてあげる。」と言って県道から脇にそれて、薪がきれいに積んである山道を案内してくれました。
「まだ近道があるかもしれない」と、近道探しもしました。
藪の中に分け入って、草で手を切っていました。
ホントは4月から歩いて通う予定にしていましたが、例の入院騒ぎでこのタイミングになっています。
どうなるか分かりませんが、経過をみんなで見守りたいと思っています。
「タニウツギがきれいだね。」
「魚を包んだりする木だ。」
「めっちゃ大きなイタドリ。」
「意外とたくさんアカメガシワがはえているね。」
「こしあぶらって大きくなるとこんな葉っぱなんだ。」
など道脇にある植物に目がいったり。
「父さん、赤ちゃんってどうやって出来るのかな?」
と性教育の時間が始まったり。

前々回(?)の大河ドラマで吉田松陰先生が畑作業をしながら「弟子」たちと色々な会話をして・・・という描写を思い出しました。(松陰先生自身も子どもの頃に畑作業しながら父親から色々なことを教わって・・・とありますね。)

この1時間余りの時間も、僕自身もしかしたら悪くないかもなと思えている2日間です。

ちょうど良い運動になっています。