2018年8月2日木曜日

獣害処理施設と僕

ニッチ(生態的地位)・・・1つの種が利用するあるまとまった範囲の環境要因のこと。

あまり人が価値を置かなくなったもの(おかないもの)に価値を見出し生活していく。
子どもが小さいうちは不自由な生活(プロセスの見える生活)をしたい。

そんな思いで生活している側面もある。
人々が価値をおかないものだと、割と簡単に手に入れることが出来る。
当たり前だが、その逆だと手に入れるのに多大なエネルギー・時間・お金などを要する。

薪なんかはそう。
昔の人は戦後大造林といってせっせと山に入り木を植えた。
今の70代くらいのおじいちゃん・おばあちゃんからは当時の山の話を聞ける。
60代になると、山に入ったことが無い人の方が多い。
(牛と共にあった生活となるともうほとんどその話は聞けない。)

せっせと植えた木が今伐期を迎えているが、山に入って木を伐ろうと思えるほど木の値段は高くない(安くなってしまった)。
とりあえず切り倒し間伐だけして木はそのままみたいな山も目にする。
木が鬱蒼として暗い山も多く見かける。

もったいない。

生活の中に木を利用することが無くなっていってしまった。
生活と山とが遠くなってしまった。

我が家ではエネルギーに薪エネルギーを使う場面がある。
(薪風呂・薪ボイラー・薪ストーブ)

地域で木が切られたり、間伐された木だったり、声をかけてくれる人たちがいる。
「木いるか?」

そうして木を集めている。
今日は8月2日。
この冬の分の薪は集まった。
後は来シーズン用の薪。
薪ボイラー・薪風呂に使う薪は細かい薪が重宝する。
近所の製材所さんは奇遇なことに娘さんがダウン症。ダウン症つながりで2年前くらいから仲良くさせてもらっている。
製材所で出る端材をもらってきて4,50センチにカットして裏に積んでいる。
軽トラ2台分くらいでこれだけ。
あと1回取りに行かせてもらおうかな。
その製材所さんが「唐箕(とうみ)いりますか?」と薪と一緒に唐箕をくださった。
可愛くてオシャレ。

これで、豆やソバや麦など風選が出来る。

近所にこの春獣害処理施設が出来た。
薪と一緒で、今までは山に放棄されていたシカがその施設に運ばれるようになった。
僕も7年前狩猟免許をとって近所のシカをとっていたが、仲間の猟師さんがシカをとって山に捨てていたので、自分では捕らずにその猟師さんからシカをもらうようになった。

ただ、今回その施設が出来たことによって、取られたシカ(やイノシシ)などは全部そこに運ばれるようになった。

地域・社会としてはそれはそれで良いことだと思う。
今まで使われていなかった資源が有効活用されるようになるので。

ただ、我が家でシカ肉を食べる機会が無くなってきた。
タダでシカをもらってきて捌いて食べていると、スーパーで白トレーに入って売られている肉を食べるのに若干の抵抗感を覚えるようになった。

「猟師さんがとったシカを山に捨てるくらいならば、それをもらえば良いよね。わざわざ山に入ってシカを捕まえて殺して食べることはないよね。」

というバランスでここ数年生活していましたが、このお肉問題については家族で折に触れて話あっているところです。

お肉が手に入りにくくなった。
薪も手に入りにくくなっていくだろう。

そういった似たような価値観を持った人たちが多く移住してきている。

個人的にはもっと山との繋がりを太くして生活を紡いでいきたいと思っていますが。
そういう力を自分自身につけていきたい。

2018年7月29日日曜日

E=3H

家の洗面台から水が漏る

ちょっとパッキンか何かが劣化して・・・と軽く考えていました。
まだ普段の勤務もあったし、いつもの水道屋さんに連絡してちゃちゃっと直してもらおうということになったのですが、水道屋さんに診てもらうと、シャワーのホースのところが劣化して水漏れとなっているとのこと。

原因は分かって簡単なことだったのだが、では修理・・・となるとこの部品を購入するとなると5万円という風に言われた。

そもそも洗面台自体が菜生ちゃんが道に落ちていたものを拾って(持ち主さんと交渉して1000円で譲ってもらった。)きたものなので、それを5万円をかけて部品を買って・・・という風には到底思えなくて、では新しいものをホームセンターなどで購入したり、また洗面台が落ちていないか近所を捜索して・・・なんてことも考えましたが、今ある洗面台を捨てるのも勿体ないということで、部品を自分たちでなんとか作ろうということになりました。

この伸縮する金属部分を同じ径のゴムホースなんかでも良いんじゃないかということで、ホームセンターで100円でゴムホースを買ってきて付け替えました。

ゴムにすることで伸縮しなくなったり、水量を多くすると接続部分から若干の水漏れが確認できたりするのですが、まぁとりあえず良し!ということになり一件落着。

自分たちで頭(Head)と心(Heart)と手(Hands)を動かしやるのは良いことだ。
壊れたら買えば良いじゃん。
お金で解決することは簡単なことかもしれませんが(簡単にお金で解決できる経済力はありませんが)、お金を使わずにしようと思ったら見えてくる景色は確かにある。

子どもと一緒に不便を楽しめたら良いなと考えています。
子どもが巣立って老夫婦2人の生活になったら便利な生活をしようかな。

20代の頃にお金・身分証明書・携帯を持たずにおにぎりを握って大阪目指して歩いてみようと思い立って歩いたことがある。
お金がそもそもないことによって物理的には同じ風景も違って見えてくる。
選択肢が限られ行動がとてもシンプルになる。
普段使わない思考を使うようになる。
その感覚は今でもたまに思い出す。

昨日から夏休みになりました。
夏休みに入った日から台風が上陸。
何事もなく過ぎ去ってくれればと思うのですが。
大きいプールがやってきました。
外の庭に出すとそれほど大きさも気にならなく、家族でゆったりと水遊びが出来ます。
我が家に冷房はありませんが、川やプールで涼めたら良いなと思います。
昨日は町営のプールに家族で行ってきました。
みんな水が大好きです。
毎朝、たくさんの野菜・果物が採れます。
今は良い時期ですね。
すぐそこに食べ物があるっていうのは安心感です。
4年前に植えたブラックベリーがホントによく採れます。
手間がかからずにたくさん実がなるので、良いことです。
理想的だなと思います。
他の食べ物もそのように栽培採集出来たら良いのに。

菜生ちゃんとNHKの番組で2年前の相模原の障がい者殺傷事件についての番組を見ました。
「社会に貢献できない人は生きていく価値が無い」
植松被告の言葉
娘がダウン症ですが、障がいのある人とも楽しく毎日を紡げたら良いなと一父親として思います。
娘も周りの人と楽しい毎日であったら良いなと願います。
よくよく考えたら障がいのあるなしに関わらずみんなが楽しい毎日を送れる社会であったら良いのですが。

番組では被告の言葉に同調する派と反対する派が出てきて面白かったのですが、社会学者さんの言葉で「社会の成熟とはきれいごとと言われるようなことを実現していくこと」と言われていてスッと腑に落ちる思いでした。

楓ちゃんが生まれてきてくれて、僕の世界もとても広がりました。
1日1日彼女と生活する中で感じるものが沢山あります。
彼女を通じて見える社会に希望も課題も見えてきます。
仲間の輪を広げながら共に人生を歩んでいきたいです。

2018年7月25日水曜日

大きいプール買った

連日暑い日が続きます。
我が家にはクーラーがありませんので、日中暑いと近くの川へ遊びに行ったり、庭にプールを出して涼みます。
庭先のモミジの木が枯れてしまったので、代わりに寒冷紗を軒から垂らして日陰を作りました。
休みの日なんかは僕もここで子どもたちと一緒にプールに入って涼みます。
この暑さ、プールに入って目を閉じるとエジプトのシナイ半島でゆっくりと海に浸かっていたあの感覚を思い出します。
想像は自由です。
リゾートを思い浮かべると、プール1つで幸せな気分に浸ることが出来ます。
想像力は人間が手にした最高の力の1つではないでしょうか。

子どもも増え、そして長男は小学生になり大きくなり、大きいプールを購入することにしました。
あと4日もしたら夏休み。
プールに入ったり、川へ行ったりで夏を満喫します。

玄関の前に大きなクモがクモの巣を張って住んでいます。
よく虫が捕まって糸でぐるぐる巻きにされています。
僕は僕の日常
クモはクモの日常
ふとクモの巣の先を見上げるとその日はきれいな半月でした。

2018年7月16日月曜日

たべること つくること

結婚して7年
なるべく丁寧に生きていきたいねと話をして結婚した。(もちろんそれだけじゃないが)
でもいざ生活を始めてみるとそんな悠長な事を言っていられない時も多々ある。
それでも、野菜を作ったり、おコメを作ったり、お肉を捌いて食べたり、鶏を飼ってみたりと生活している。良くやっているとたまに思う。
好きでないと出来ない。
菜生ちゃんは常々「野菜作りもおコメ作りも趣味だから。お遊びだから。」と言う。
何事もバランス。バランスを崩してまで野菜もおコメも作らなくていいと戒める。

それでも、そういう生活を続けていると、年間自分たちがどれくらいのものを食べて生活しているかという事に意識が向く。
必要以上の物を作らない。必要以上の事をしない。
(菜生ちゃんは今年は大豆を作るのをお休みすると言っている。)
おコメも300キロあったら十分。
(もち米は60キロ採れるかな。採れたら良いな。)

 今年は近所の友達とも一緒に田んぼでおコメを作っている。
今のところ順調。
4年目のこの田んぼは、苗代から作ったイセヒカリを1本1本手植えした。
30センチ間隔に1本ずつ。
最初は植わっているのか植わっていないのか分からないような感じで不安だったが、最近やっと存在感が出てきた。
梅雨が明けて、暑い日が続いているが、この時期にどれくらい太れるか。
頑張ってほしい。
集落の人には「あんなに疎に植えちゃダメだぞ。」「2、3本ずつ植えなきゃ。」などと助言もいただく。

1本ずつ植えるのは本を読んでやってみたいなぁと思ったり、友人のやっているのを見て感銘を受けたから。
1本1本の力を信じて寄り添うようなそんなおコメとの向き合い方。
去年採れたおコメから種もみをとって・・・と想いのこもった田んぼ。
どれくらい出来るかどうか分からないけれど、応援しています。

田んぼも面白い。
これくらいの大きさだから楽しめるというのもあると思うが。
朝田んぼに素足で入ると気持ち良い。

他の人と同じように作るのならば、自分で作る必要は無く、お金を出して買えば良いとも思う。


駅前ビアガーデン

田舎は「娯楽」が少ないって良く言われます。
お酒を飲みに出るのだけで大事(おおごと)だ、と。
この前の土曜日の晩には駅前でビアガーデンが催された。
知人がフラダンスチームで踊るというので家族で出かけた。
知った人も多く、泰ちゃんも友達が多数いたので、楽しそうに遊んでいた。
野外でこうしてビールを飲んでゆっくりする機会というのがなかなか無かったので久しぶりに嬉しい時間だった。
菜生ちゃんがビールを飲む権利を譲ってくれた。
(ちなみに前日の夜は菜生ちゃんは飲み会だった。)

人々が楽しそうに談笑して、子どもたちも楽しそうに遊びまわり、開放的な野外にてのビール。幸せだったなー。
この町も移住者が増えたなー。
移住者が町に元気とアクセントを与えてくれていると思う。
(僕も移住者ですが)

また来たいな。
野ちゃんは「バイバイ」と「どうぞ」が言えるようになった。姉妹の距離が近づいて来ている。野ちゃんも積極的に楓ちゃんと絡みにいく。
一緒に梅干を頬張る写真。
野ちゃんは立てるようになった。
もうじき歩き始めるんじゃないかな。
早いもんだ。
3人兄弟の中で一番ハイハイをする。
ハイハイをしていたら転んでショックで泣き出した。
常々泣き顔を記録しておきたいと考えていたので、これ幸いとシャッターを切る。

すぐに泣き止む。
色々な表情を記録しておきたい。
(でもきっとそんなに出来ない。)
気付けばあっという間に子どもになっている。
もう赤ちゃんじゃない。

みち


毎日暑い
泰ちゃんは月・水・金と歩いて片道5.6キロのスクールへ通うことにした。
僕か菜生ちゃんが一緒に歩く。
この前の金曜日は僕が一緒に歩いた。
今までは荷物は車で運んでもらって・・・という事が続いていたが、この日始めて荷物を背負ってスクールへと向かった。
森へ入るまでの道が暑い。
汗が噴き出してくる。
最近泰ちゃんがビデオ録画して観ていた「グレートトラバース」の田中陽希さんのことを連想する。
菜生ちゃんと歩いているときもどこかに近道は無いかな?と観察しながら歩いているらしい。
この日も「お母さんと見つけた近道を教えてあげるよ。」と言い、道を外れて山道へと入っていった。
大雨の後の山道、今までなかったところに川が出来ていたりマイナスイオン全開。
途中、「あれ?道間違えちゃった。」と言って行き止まりを引き返す場面もあったが、森の中をスタスタ進んでいく姿は逞しい。
木々の間をすり抜け、川を渡り、
石の階段を上ったりしながら、ショートカット。
通い続けていくうちに、果てしなく直線に近い形でスクールまでの道が繋がるんじゃないかといった想像も膨らむ。
日なたと日陰では気温も全然違う。
自律神経を刺激しながら、動物の気配に五感を研ぎ澄ませながら、進んでいく。
季節の移ろいによって植物の見せる姿も変わってくる。
この日はカバンも背負って、(道も間違えて)だったので1時間30分のトレッキングだった。
朝からめちゃ良い運動。
これを週に3回もしていたらそれはそれは健康的だと思う。
この日は新たに1つ父子でショートカットを開拓。
菜生ちゃんも同じ場所のショートカットを狙っていたみたいで、先に僕が泰ちゃんとそれを共有したことを悔しがっていた。

菜生ちゃんのお腹も凹んできた。
実は菜生ちゃんがイニシアチブをとってこのウォーキングは行われている節がある。
良い時間だから誰も不満はないのだが。

酷暑

大雨で大変だー!
という日が過ぎたら翌日からはホントに素晴らしい切り替えで梅雨があけ、そしてそのまま夏日に移行した。
週間天気予報を見るとずーっと気温が35度前後ある。
今日は久しぶりに僕も家で家族と過ごせる休日だった。
「暑い!」ということで、前日から「川へ行こう!」という話になっていた。
いつも行く隣町の川へ行くのかなと思っていたが、泰ちゃんが「そこの川で良いじゃん」と言い出し、「そりゃあそこの川だったら歩いて行けるし、すぐに家に帰れるし、それに越したことはないわ!」ということで近所の親水公園で遊ぶことにした。


泰ちゃんは自転車 楓ちゃんは三輪車 野ちゃんはベビーカー
泰ちゃんも楓ちゃんもだいぶそれぞれのマシンを使いこなせる様になってきた。
最初は水が冷たーい!とイマイチな感じだった楓ちゃんと野ちゃんだったが、だんだんと調子が出てきた。
特段野ちゃんは積極的でどんどん自分から水へ入っていこうとしていた。
石を投げたり、草を流したり、岸に生えている草を引っこ抜いて綺麗にしたり、ダムを作ったり
ボートに乗って流されてみたり
みんながそれぞれの遊びで楽しめました。
歩いて行けるところで、みんなで楽しめてこんなに良いことはありません。
しっかり水遊びしたので、しっかりと体も疲れて、昼寝したり、夜もすんなり寝てくれたりとリズム良く過ごせました。
リズム良く子どもたちが過ごせているかどうかが僕たち夫婦の(菜生ちゃんの)子どもへのチェックポイントになっています。